琴ざわそば (糸魚川市 大谷内)
国道148号線から翡翠橋を渡ると左手に「琴ざわそば」と書かれた赤い看板が目に付きます。
今井の大谷内にある琴ざわそばさんは、今年10年目を迎える手打ちそば店です。
自然薯入りの手打ちそばは甘味と弾力があり、八割のそば粉は適度な歯ごたえを生む。
そのおいしさが口コミで広がり、地元のみならず県内外からもたくさんののお客様を集めています。
おすすめのメニューは「琴ざわ御膳」。バイキング形式で天ぷらや煮物など日替わりのメニューをおそばと一緒に楽しむことができ、人気を呼んでいます。
今年で開店10年目と比較的新しいお店ですが、この地に伝わるそばの歴史は長いのです。
今井の大谷内・虫川集落では昔からそばを打つ習わしがあり、各家庭でそばを打っていたと言います。
大晦日にはその手打ちそばを背負い、各集落に振り売りしていたのだそうです。
西山さん曰く「この辺に住んでいる人はだいたいそばが打てますよ」とのこと。
この蕎麦を今井の地場産業にしようと地元主婦が立ち上がり「琴ざわそば友の会」を設立。
平成9年11月にプレハブの店舗を構え、手打ちそばの販売店をオープンさせた。
開店当初は打った蕎麦を販売するだけだったが、その場で食べたいという要望が多く、次の年には食堂を併設し名称も「琴ざわそば」と改名した。
「ただ当時はお客さんが1日7・8人来れば多い方だった」と西山さん。お客さんが来ない日もあったという。
待っていてもお客さんは来ない。
西山さんたちは原点に立ち返り、昔この地の習わしだった振り売りを試みた。
暇な日は打った蕎麦を持って市内各地を周り、この蕎麦の良さを伝えて回った。
その甲斐あってか知名度が増すにつれ、お客さんも徐々に増えてきたのだそう。
足で稼いだ情報も無駄にはしなかった。
意見やアドバイスをできるだけ取り入れ、メニュー構成やサービス向上に努めたのです。
現在は古民家を移築した雰囲気のあるお店にリニューアルし、地元産にこだわった天ぷらや山菜漬物、名物の笹ずしなど、そば以外のメニュー構成も充実し人気を集めています。
オリジナルの手づくりそばケーキは毎週水曜日の限定メニュー。こちらも人気メニューとなっています。
市内、県内はもとより富山県などの近隣県や遠くは関東・関西・中京などのナンバーも目立つようになってきたとのこと。
「健康に気をつけて, これからもおいしいそばを打ち続けたい」と元気いっぱいに語ってくれました。
インフォメーション
| 住所 | 新潟県糸魚川市大谷内476−2 |
|---|---|
| 電話番号 | 025−553−9383 |
| 営業時間 | 11:00〜17:00 |
| 定休日 | 毎週金曜日 |
| ホームページ | |
| 備考 | 全て手打ちの蕎麦ですので数量に限りがございます。 大型連休などは予めお電話にてご確認ください。 |
