糸魚川けんかまつり 2日目
「糸魚川けんかまつり」は4月10日の本祭りと11日の後祭りがあり、10日午前は勇壮な御輿のぶつけ合い、午後からは舞楽の奉納、11日午後にも舞楽の奉納が行われます。
10日は残念ながら午後の舞楽は中止となってしまいましたが、日が変わって11日。晴天とはいかないまでも、なんとか雨粒を我慢している様子。
ということで、午後1時より舞楽の奉納が行われました。
この天津神社舞楽は能生白山神社の舞楽と共に国の重要無形民俗文化財に指定されています。
起源は定かではありませんが、大阪四天王寺の舞楽に端を発しているとの説があります。
糸魚川の舞楽は「稚児の舞」などと呼ばれ、童舞がメインとなっています。四天王寺から伝承される経路でその姿を変え、糸魚川・能生の舞楽になったのではないかとされています。
舞台は昨日勇壮な御輿の競り合いが行われた場所と同じ、中央の舞台で行われます。
両側の桟敷はまだ残されていて、けんかまつりの主役を飾った担ぎ手達が、酒盛りをしながら舞楽を見物している他、大勢の一般客がその優雅な舞を見つめていました。
舞楽は振鉾(えんぶ)・安摩(あま)・鶏冠(けいかん)・抜頭(ばとう)・破魔弓(はまゆみ)・児納蘇利(ちごなそり)・能抜頭(のうばとう)・華籠(けこ)・大納蘇利(おおなそり)・太平楽(太平楽)・久宝楽(きゅうほうらく)・陵王(りょうおう)の全12曲が奉納されます。
まだ幼い稚児もしっかりと舞っていますが、時折見せるあどけない仕草に場内からは笑みがこぼれます。
また、稚児となって数年という子達は優雅に舞い切り、大きな拍手を受けていました。
途中、寺町・押上の学区を抱える糸魚川東小学校の児童達も学校授業の一環として見学に訪れ、関係者に舞楽について一所懸命質問していました。
大勢の児童達も加わって、天津神社の境内はは一層賑やかになります。
時折小雨が降ったり止んだりでいまいちはっきりしない天候。本来ならば途中で休憩を挟むのですが、何時降り出すか分からない雨を懸念して、休憩を挟まずに演舞が続けられました。
舞楽は稚児だけではありません。中学生と大人が舞う舞楽もあります。
稚児の舞いとは様相が違い動きも大きく、迫力も出てきます。
大きな動きがある度に「おお!」と場内は盛り上がりを見せ、沢山のカメラマン達はその動きをカメラで追ってはしきりにシャッターを切っていました。
舞楽も大詰めを迎える頃、少し雨脚が強まってきました。
舞楽の大取は「陵王」。その昔、中国の蘭陵王が恐ろしい面を付け、敵をなぎ倒したという故事を模った舞いとなっており、その動きも「静」と「動」が折り合った迫力ある舞いです。
この舞いを観ようと、再び降り出した雨にもかかわらず、舞台の正面に沢山の人が集まってきました。
桟敷で酒盛りをしていた昨日の主役達も下りてきて舞台の前に集まり、大きな声援を送ります。
陵王が姿を現すと大きな拍手と歓声が沸き上がり、その動きに魅了されます。
舞台中央までゆっくりと移動し、辺りを見回しながらゆっくりと廻っては、敵の攻撃をかわすかのように右へ左へ大きく飛び跳ねます。
そして舞台中央で陵王が天高く飛び上がると観客からは「おお!」「いいぞ!」などの歓声と大きな拍手が上がります。
そしてまたゆっくりとした動きで廻っては大きな身振りで観衆を沸かせます。
およそ30分にわたる陵王の舞いが終わると「もっと飛べ!」「もう一回出てこい!」等の声も上がっていました。
そしてこの舞いが終わると糸魚川では徐々に田植えが始まり、いつもの糸魚川に戻っていきます。
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久しぶりにけんか祭りを思い出しました。
細かく取材されていて、まるでその場にいるかのように思えました。
ただ、写真をもう少し大きい画面で見たいですね。
ご対応いただけたらありがたいです。
これからも糸魚川の情報をお知らせ下さい。
>糸魚川出身者さま
コメントありがとうございます!
糸魚川を感じていただけたようで何よりです。
写真を大きくとのことですが、なぜか機能していなかったようです。
すぐに修正いたします。
これからも糸魚川の情報をどんどん配信していきますので、楽しみにしていて下さい!