奴奈川まつり 夏の陣
およそ1,800年もの昔、この地を統治していた美しい姫 『奴奈川姫』。その噂を聞きつけた『大国主命』がはるばる出雲の国から求婚に訪れ、やがて二人は結ばれる・・・
古より伝わる奴奈川姫と大国主命のラブロマンスをモチーフにした能生地区の夏祭り『奴奈川まつり』が能生本町通商店街で8月9日(土)に開催され、多くの観客を集めました。
およそ120名が古式ゆかしい衣装を纏い、町内を艶やかに彩りました。
祭りの主役となる大国主命と奴奈川姫は、田海在住の渡辺直彦さんと三重県出身の長崎清夏さん。お二人は今月 本当の挙式を迎えられるとのこと。
午前10時に弁天一番太鼓が打ち出されると、中央舞台では姫・命・関係者らが玉串奉奠を行い、越後竹声会の皆さんによる大ウス音頭が披露され、祭りがスタートしました。
祭りの第一幕は『出会い・結婚の儀』。市役所有志、能生・木浦保育園の園児と中能生小学校の6年生による大竜・子竜の清めの舞いが披露されると、大国主命一校が出雲の国から当地へ訪れ、奴奈川の里を守る大竜との決戦が始まる。
「翡翠の精」に扮するソプラノ歌手の尾張恭子さんが美しい歌声と共に登場し、大竜をなだめる。
そこへ奴奈川姫の一行到着。命の家来がこの地に訪れた目的を巫女に伝えると、姫はお目通りを拒否する。しかしあきらめない命は再度申し込み、姫の承諾を得ると輿から姫が登場する。
命のプロポーズが届くと翡翠の姓は二人の手を取り、目出度く結婚が成立し、観客からは大きな拍手と声援が沸き上がりました。
これを皮切りに商店街の各所で様々なイベントが披露されます。
園児による踊りと太鼓、木浦保育園の園児によるチビッコ相撲、餅つき大会、弁天太鼓の演奏や海洋高校吹奏楽部・磯部小学校金管バンド演奏、糸魚川高校ダンス部によるダンスライブなど多彩。
中央おまつり広場に設置された土俵には、インターハイなど輝かしい戦績を持つ海洋高校相撲部と、合宿に来ている日本体育大学相撲部によるぶつかり稽古も披露され、迫力ある練習風景を披露してくれました。
また、商店街には数々の露店が軒を連ね、訪れた見物客の足を止めていました。
相撲部員達は餅つき大会にも参加。慣れない餅つきを体験し「もっと力入れろ!」などと檄を飛ばされていました。
祭りの第二幕は旅立ちと称し、目出度く結婚の儀を終えた一行は商店街を練り歩き、舞台を弁天浜に移します。
花火会場となる弁天浜では能生の象徴とも言える弁天岩をバックに、巫女の舞いや弁天太鼓の勇壮な演奏を披露。
輿から降りてきた本日の主役奴奈川姫と大国主命を紹介し、花火見物の沢山の観客からは大きな祝福の拍手が贈られました。
こちらの会場でも日本海の夕日をと弁天岩をバックに弁天太鼓を披露しました。
篝火の明かりと紫色に染まる日本海の空に太鼓の音色が相まって、幽玄な雰囲気が醸し出され、昼間とは違った趣に大勢の観客が圧倒されました。
最後は海上花火大会でフィナーレを迎えます。
この花火の特徴は雄大な日本海をバックに打ち上げられる花火と、弁天岩に仕掛けられる爆雷、海上で花咲く水中爆雷のコラボレーション。
背後は山になっているので反響する爆音も迫力があります。
全国の数ある有名花火大会をも凌ぐ、美しくも迫力有る花火に、打ち上がる度に大きな歓声と拍手が沸き上がっていました。
最後は弁天岩に架かる「曙橋」に仕掛けられたナイヤガラで幕を閉じました。
メイドイン糸魚川で行った「海上花火大会観覧席プレゼントキャンペーン」にご当選されたご家族も、その美しさに見入っていらっしゃいました。
また来年も開催いたしますので是非ご応募下さい!トラックバック(0)
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