2008年9月アーカイブ
9月14日 糸魚川市能生 大平寺にある『汐路ぶどう園』にてぶどう食べ放題と楽しいイベント満載の『ぶどう祭り』が開催されました。
秋晴れに恵まれた当日は絶好のぶどう狩り日和となり、実りの秋を堪能しようと家族連れを中心に多くの入場者で賑わいました。
汐路ぶどう園はデラウエア・ヒムロット・ピオーネ・巨峰など15品種を約4.6ヘクタールの斜面に350株栽培しています。
同園は今年から農業法人「株式会社 糸魚川農業興舎」が経営を継承し、今年初めての収穫期を迎えました。
最盛期を迎えたスチューベンが食べ放題となっていて、入り口で籠とはさみを受け取りぶどう棚の中へ入ると、白い袋をかぶったぶどうの房が沢山ぶら下がっていました。
「枯れた枝にぶら下がってるぶどうが食べ頃だよ」とのこと。その通り選んで食べてみると、甘くほのかな酸味のあるおいしいぶどうを食べることが出来ました。
今年は好天に恵まれ、ことのほかおいしいぶどうに育っているとのことです。
会場内ではおにぎりや豚汁・飲料の販売、糸魚川名物「笹ずし」の販売などもあり、ピクニックのような感覚で楽しむ家族が沢山いらっしゃいました。
イベントステージでは大抽選会が午前と午後の2回開催され、糸魚川産コシヒカリ10kgや同園で作られるぶどうジャムやジュース、また、糸魚川農業興舎が生産する市内市野々地区のコシヒカリ「いちのまい」やハウス栽培のトマトを利用したトマトジャムなど、多数の景品が提供され、こちらも大変盛り上がりました。
また、妙高市のカントリーバンドが素敵な演奏を披露。会場はオールドアメリカンの農園のような雰囲気に包まれました。
この他、子供達にはジャンケン大会とサツマイモ堀り大会も開催され、ぶどうだけじゃ物足りない子供達も大いに楽しんだ様子でした。
汐路ぶどう園はこの後10月中旬までおいしいぶどうが楽しめるとのこと。是非ご家族揃ってお出かけ下さい。
施設情報
| 開園期間 | 10月中旬頃まで |
|---|---|
| 開園時間 | 8:30~17:00 |
| 入園料 | 大人:650円 小中学生:550円 幼児:300円 |
| お問い合わせ | 汐路ぶどう園 025-566-4664 |
秋に行われる糸魚川の名物行事の一つ「第17回 日本海クラシックカーレビュー」10月7日の日曜日にフォッサマグナミュージアムを会場として開催されました。
もう17回も開催しているんですね^-^
当日未明に強い雨となり開催が危ぶまれましたが、次第に雨足も落ち着き無事開催となりました。
このイベントはタイトルの通り1974年以前に生産された国内外のクラシックカーが一堂に会するイベントで、毎年200台もの旧車がエントリーしています。
また、冠に「交通安全フェア」とつく事から、人と車の長い歴史を体感出来るイベントとなっています。
天候こそパッとしませんでしたが会場には多くの観客であふれかえっていました!
会場には所狭しと展示された国内外の旧車の他、ミニカーやパーツ、古いカタログなどを販売するオートジャンブル、飲食が出来るケータリングコーナーが会場内に併設されています。
また、毎年行われているボンネットバスの体験乗車が、今年は薪で走るボンネットバス「もくちゃん」を加え、2台での体験乗車となりました。
ミュージアム前にはF3000を走るローラT91が展示され、午前と午後に1回ずつエンジンパフォーマンスがありました。奥の赤い車はスタンゲリーニ・フォーミュラ・ジュニア。マッハGO GO GOに出てきそうなノスタルジックなレーシングカーです。
午後には交通安全市内パレードランが行われ、糸魚川小学校の金管バンドと共に交通安全のデコレーションを施した車100台が糸魚川駅前周辺をパレードしました。
どの車も年代を感じさせず元気な姿で走行!オーナーの一方ならぬ苦労と愛情が感じられました。
まるでタイムスリップしたかのような雰囲気に包まれた糸魚川市内。また来年も楽しみなイベントです。
糸魚川市根知地区の山あいにある山寺集落。
毎年9月1日に日吉神社を舞台に行われる祭礼 『根知山寺の延年』は、国の重要無形民俗文化財にも指定される「おててこ舞」という舞楽が奉納されます。
この「延年」とは、読んで字のごとく長寿を意味し、舞楽や獅子舞などを観ることによって心が和み、結果長寿に繋がるとされています。
舞の起源は定かではありませんが、歌詞の中に室町小唄に観られるような言葉遣いがあることから、およそ四百~五百年前に京都・奈良辺りより伝来されたものであろうといわれています。
前日の夜は『宵宮』が行われ、9曲の舞楽が奉納されます。その後は盆踊りも催され沢山の人で賑わったとのことです。
本祭りは翌日朝から神事が執り行われ、舞人や稚児の支度が行われます。
午後1時。金蔵院(こんぞういん)でお祓いを受け、太鼓と鐘の音を合図に観音堂へ向け行列がスタートします。この時、金蔵院の鳥居の下では稚児2名による『くるいの舞』が舞われます。
一行はおよそ200Mほどを行道し、観音堂にて再びお祓いを受け、静置されている御輿二基を受け取ると、日吉神社に向けて行列が再開されます。(実は担ぎ手が足りないと言うことで、私も担ぎ手として参加させていただきました。)
日吉神社の鳥居下まで到着すると再び稚児2名による『くるいの舞』が奉納され、石段を登り境内に入ります。
境内に入ると御輿2基と舞人・稚児はゆっくりと境内を2周し定位置につきます。稚児が隊列から外れると御輿のお走りがスタート。境内を全速力で2周半し、拝殿に御輿を納めます。
以前は御輿のもみ合いがあったようですが、現在は周回するだけとなっています。
それでも運動不足の私には御輿を担いでの全速力は過酷なものでした。。。
御輿が終わると舞楽の奉納となります。境内には重要文化財を一目見ようと桟敷席や舞台の回りに沢山の観客が集まっていました。
舞楽は重要無形民俗文化財に指定されている『おててこ舞』(指定されているのはこの曲だけとのこと)をはじめとする全11曲が舞われます。
まずは『おててこ舞』を一節舞い、続いて『くるいの舞』が再度舞台で舞われます。
続いて『おててこ舞』の続きが始まります。『おててこ舞』は踊り大将(青年)四人と踊り児(小学四年生くらい)四人からなる風流の小歌踊で六つの踊りから構成されています。
踊り自体は笛と太鼓、歌に合わせて同じ振りを繰り返す単純な踊りですが、扇を閉じたまま舞われるものと、開いて優雅に舞う2種類があります。
また、踊り児の背中には大きな「熨斗」を背負っているのも特徴です。
続いて『鏡の舞』『花の舞』『弓の舞』『鉾の舞』の4曲が稚児によって奉納されます。
糸魚川地域の祭礼には、この稚児の舞が主となっており、天津神社や能生白山神社をはじめとする多くの祭りには必ず稚児舞楽が奉納されます。
それぞれ芸態や拍子には違いがあるものの、同じ流れを汲むものとして考えられています。
夏休みの間練習したのか、しっかりとした踊りに大きな拍手が沸き上がりました。
稚児の舞が終わると『種蒔き』『しめの舞』が奉納されます。
『種蒔き』は面を着けた青年が滑稽な動作で種蒔きを表現し、豊作祈願をするもの。『しめの舞』は種蒔きとは対象に荒々しく舞い、最後は手に持った丸しめ縄を投げつけ退場します。
この後『万才の舞』と『獅子舞』が奉納され、祭りは終了となります。
根知の住民にこよなく愛され、現在も尚継承され続けている延年。この祭りが終わると根知地区には豊かな実りの秋が訪れるのです。


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