2009年4月アーカイブ

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「糸魚川けんかまつり」のちょうど2週間後、4月24日は能生の白山神社にて『春季大祭』が行われます。

起源は定かではありませんが、室町時代から続くとされる大変歴史のある祭りです。

昨年は雨で1日順延となりましたが今年はまずまずの天気。但し、数日前の降雨から寒さが続いており、時折吹き付ける風に肌寒さを感じながらのお祭りとなりました。

この白山神社 春季大祭の舞楽は「糸魚川・能生の舞楽」として天津神社けんか祭りと共に、国の重要無形民俗文化財に指定されています。

詳しいお祭りの流れはこちらの記事をご覧下さい。白山神社 春季大祭 前編 白山神社 春季大祭 後編

「御庭払い」「七度半の使い」が終わると拝殿から勢いよく獅子が飛び出し、祭りらしさが引き立ちます。

この獅子を先頭に御輿3基、お稚児さんと続き、境内をゆっくりと練り歩きます。

お稚児さんが一旦楽屋に戻り、花冠から烏帽子に換わるといよいよお走りとなります。

それぞれの準備が整い、三の御輿「兵部」に神が降りる瞬間を待ちます。

合図を待ち、低く構えるも走り出しません。

その度に観客からは大きな「ため息」が漏れます。。。

そして8度目、「やぁー」の掛け声に三の御輿が走り出し、それに続いて獅子・お稚児・御輿も走り出すと観客の興奮もピークに達し、歓声と拍手が沸き上がります。

信じられないスピードで境内を1周し、走り終えたお稚児さんが橋掛かりで見守る中、3基の御輿とも無事に楽屋へ奉納されました。

この後は神様の降りた御輿にお供えをする「供神鐉(きょうしんせん)」と秋葉神社前にて「黙礼の式」が行われ、いよいよ舞楽の奉納へと移ります。

舞楽は全部で11曲が奉納されますが、そのほとんどが稚児の舞となっています。

この日のために練習を重ねた稚児達が一生懸命役を演じる姿に、舞いが終わる度に大きな拍手と歓声が沸き上がります。

「弓法楽(きゅうほうらく)」では放たれた矢を拾おうと、大勢の観客が舞台に集まりました。

この祭りのハイライトはやはり「陵王の舞」。

陵王の登場の頃になると、仕事を終えて駆けつけた観客も増え、舞台の周りには人だかりが出来ていました。

「輪歌(りんが)」を舞い終えた4人の稚児が楽屋に戻り、最後の一人と入れ替わりに深紅の衣装を身に纏った「陵王」が姿を現します。

と、同時に大きな拍手と歓声が沸き上がり、一気に盛り上がりを見せます。

陽が傾き空が茜色になる頃、陵王の深紅の衣装と夕日が重なり、何とも言いようのない神々しい世界を観ることが出来ます。

そして陽が落ち辺りが闇に包まれる頃には盛り上がりも最高潮に達し、楽屋に下がろうとする陵王を観客が「まだだ!」と引き留めます。

陵王は倒れ込むように総代に抱えられ、楽屋に下がると同時に、御輿に宿った神様を帰「御旅帰り」に移ります。

拝殿から出てきた御輿を「ワッショイワッショイ」と持ち上げ大合唱となり、祭りも最高潮を迎えます。

御旅帰りが終わると観客も家路につきはじめ、白山神社に静寂が戻ってくるのです。

「また来年も・・・」と思える瞬間です。


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今年も「糸魚川けんかまつり」が4月10日に開催されました。

昨年は雨のため10日午後の舞楽奉納は中止となり、少々寂しいお祭りでしたが、今年は両日とも抜けるような青空の下、大勢の観客を集めました。(去年の記事はこちら:糸魚川けんかまつり 糸魚川けんかまつり2日目

今年は一の御輿が寺町、二の御輿が押上となっています。

肩に担がれたお稚児さんが境内をゆっくりと周り、舞台に上がるとけんか祭りがスタート!

重さ約300kgの御輿が引き手・担ぎ手によって信じられないスピードで境内を駆け抜けます!

この迫力は何とも表現しがたいですね。。。 ものすごい気迫が伝わってきます。

1周半ほど御輿を走らせると、いよいよ二基の御輿を合わせ、押し合いのけんかが始まります。

この押し合いは8回繰り返されますが、前半の押し合いは寺町が優勢、後半は押上が優勢だったように思えます。

桟敷からは大きな声援と野次が沸き上がり、天津神社全体が大きな興奮に包まれます!

途中けんか騒動も起こりましたが、コレも一興。盛り上がりました。

最後に一の御輿の寺町が逃げ、拝殿に御輿を収めるまでに二の御輿の押上が追いかけ、その後ろ姿を見る事ができれば二の御輿の勝ち。二の御輿に後ろを見られずに御輿を収めれば一の御輿が勝ちとなります。

正確に勝敗を決めるわけではないので、あちこちで「寺町が勝った」とか「押上の勝ちだ」という声が聞こえます。

全力を出し切った祭りの主役達は疲労困憊し、担ぎ手の肩は形が変わるほど大きく腫れ上がっていますが、皆さんとてもいい笑顔で讃え合っていました。

賑やかなけんか御輿が終わると、国の重要無形民俗文化財指定の舞楽が奉納され、境内は「動」から「静」へと移り変わります。

舞楽は振鉾(えんぶ)・安摩(あま)・鶏冠(けいかん)・抜頭(ばとう)・破魔弓(はまゆみ)・児納蘇利(ちごなそり)・能抜頭(のうばとう)・華籠(けこ)・大納蘇利(おおなそり)・太平楽(太平楽)・久宝楽(きゅうほうらく)・陵王(りょうおう)の全12曲。

翌日の11日にも同じ舞楽が奉納されます。

大半は稚児の舞いとなり、最後に赤い面を付けた陵王の舞で締めくくられます。

練習を重ねた稚児達のかわいらしい動きには観客も自然と笑顔になり、大きな白書が贈られます。

年に一度の晴れ舞台を見事に演じていました。

大人の舞楽では動きも大きく迫力があり、特に陵王の舞いでは祭りの最後を締めくくるとあって、その動き一つ一つに大きな歓声が上がっていました。

最後に楽屋から出てきた稚児を白丁が肩に担ぎ、衣紋所へ送り届けると10日の祭りが終了します。

昨年9月25日に佐渡の朱鷺保護センターより放鳥されたトキ10羽のうち、1羽が3月31日に糸魚川に飛来しました。

このトキは左足に装着された足環の色(上:ピンク 下:黄色)と羽根のマーカー色(青・緑)から、個体No,03と識別されました。

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写真は4月3日の午前中に今井小学校近くの水田で撮影されたものをお借りいたしました。(クリックで拡大します)

トキは「種の保存法」で規制されている保護鳥です。糸魚川市では以下のことに注意するよう呼びかけています。


◇トキを見つけたら
・優しく静かに見守りましょう。
・双眼鏡などで遠くから静かに観察しましょう。近づくと驚いて飛び立ちます。
・突然現れるものや急激な動きにも驚きます。
◇トキを観察するときは
・無断で私有地や農地に立ち入らないでください。
・農道や林道に駐車して通行の妨げにならないようにしてください。
・トキは集落周辺の水田、草地、沢などで餌をとり、木の上に巣をつくります。
◇ご注意ください!「種の保存法」
・トキは種の保存法で個体の捕獲や譲渡等が規制されています。
 例えば拾った羽根を他人に譲り渡す等の行為は法律違反となりますので、ご注意ください。

また、広範囲に移動していることから、目撃された方は環境省新潟事務所 (025-249-7575) まで情報をお寄せくださいとのことです。

放鳥されたトキの詳しい情報はこちら

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