能生の最近のブログ記事
狂言というとどうも堅苦しく感じてしまいがちですが(私もその一人です)、実際はそんなことなく楽しむことができました。
前のブログにも書きましたが出演の茂山家の方々は、誰でも気軽に楽しんでもらえる「お豆腐狂言」をモットーとしています。
そのためか、演目に入る前の前説でも丁寧に、そして楽しく狂言の楽しみ方を教えてくれました。
演目の「蝸牛」と「附子」も古くから伝わる古典狂言で、国語の授業で習った方も多いはず。
太郎冠者と二郎冠者のとぼけたやりとりに、会場から大きな笑い声が上がっていました。
また、新作のオリジナル狂言「姫の聟取り」はこの地にちなんだ「奴奈川姫の伝説」をモチーフにした狂言で、こちらも地元の人には慣れ親しんだお話をコミカルに描いています。
このオリジナル狂言。市民会館の担当者のお話では、来年の開催にはまた新しい奴奈川姫の伝説を、再来年にももう1作と、3年計画で3本のオリジナル狂言を制作し、奴奈川狂言だけで1公演できるようにしたいのだそうです。
糸魚川の伝説を狂言で語り継がれるのもまたおもしろそうですね!
この『茂山千五郎家』は親しみやすい狂言という意味で『お豆腐狂言』と呼ばれているそうです。
なぜお豆腐なのか???
その昔、狂言が一部の上流階級だけの娯楽であった頃、能舞台以外では狂言を演じてはいけないとされていました。
ところが、茂山家の二世 千作氏は、結婚式や祝いの席に出向いては狂言を演じていたとか。
そのうち仲間からは 「どこにでも出向いて軽々しく狂言をするお豆腐のような奴」と悪口を言われたそうです。
京都ではおかずに困ったら「お豆腐にでもしとこか」という習慣があり、それになぞらえてついた呼び名が『お豆腐狂言』です。
しかし二世 千作氏は「お豆腐で結構!それ自体高価でも上等でもないが、味付けによって高級な味にもなれば庶民の味にもなる。お豆腐のようにどんなところでも喜んでもらえる狂言を演じればよい。よりおいしいお豆腐になるよう努力すればよい」と悪口を逆手にとったとのこと。
この教えは現在も守られ 「誰にでも親しまれる狂言」 を目指して、全国各地で、時には海外でも公演されているのだそうです。
そして今回糸魚川での公演は、大蔵流 茂山家の全面協力の基、この地に伝わる奴奈川姫の伝説を『姫の聟(むこ)取り』としてオリジナル制作していただきました!
演目はこの『姫の聟取り』の他にも 『蝸牛(かぎゅう)』と『附子(ぶす)』を演じていただきます!
なにより大ホールでは味わえない小ホールならではの間近で観る臨場感を是非味わっていただきたいと思います。
お豆腐狂言 大蔵流 茂山千五郎家HP
お問い合わせ
糸魚川市民会館 025-552-5900
詳細な情報はこちらからご確認いただけます
最近日本海側沿岸で話題になっている「ハングル文字が記されたポリタンク」ですが、17日に我が糸魚川でも漂着が確認されました。
漂着が確認されたのは糸魚川地域 間脇海岸、能生地域 鬼舞海岸、浜木浦海岸、能生海岸、百川海岸、藤崎海岸、筒石海岸で、県内だけでも500個以上の漂着が確認されていて、今後も漂着が続く可能性があります。
内容物は強酸性の液体で有毒な物も含まれている可能性がありますので、発見した方は絶対に触らず、市役所市民課環境対策室までご連絡して下さい。
市民課 環境対策室
Tel 025-552-1511 Fax 025-552-8292
冬の糸魚川を代表する味覚といえば?
と聞かれると多分糸魚川をよく知る人なら「あんこう!」と答えてくれると思います。
なんでもこの時期のあんこうは産卵のためにたくさん栄養を蓄え、さらに美味しさを増すんだそうです。
10kgクラスだと数万円にもなる高級魚となってしまったあんこうですが、今糸魚川では「荒波あんこうまつり」が開催されていて、リーズナブルに楽しめてしまいます。
1月21日は糸魚川会場、1月27日は能生会場でそれぞれ行われたこのあんこうイベント。
今度の2月3日は青海会場「道の駅親不知ピアパーク」さんにて10時から開催されます。
会場ではあんこうの吊し切りを公開するほか、「あんこう目方でドン!」などのイベントも行われます。
ピッタリ目方を当てた方には豪華景品も用意されていると言うことですので、是非参加してみて下さい。
糸魚川で行われた荒波あんこう祭りはメイドイン糸魚川でも紹介していますので、こちらもご覧下さい!
糸魚川市の無形民俗文化財に指定され、六尺褌の男衆が厄年の方を捕まえ、天井高く胴上げをする勇壮な小正月行事です。
地元氏子の他、多くの見物客がこの稀祭を見に訪れる名物行事となっています。
祭壇周辺には沢山の小銭が散らばり、宮司さんや近くの人がそれを集めて賽銭箱に戻します。
程なく別座敷より「メッケター(見つけたの意)」と叫ぶ二人の男衆に担がれた厄年の男性が登場します。
勢いよく連れてこられた男性は褌姿の男衆によりあっという間に担ぎ上げられ、「サッシャゲー サッシャゲー(差し上げの意か?)」という威勢の良い掛け声と共に大の字のまま堂内を練り歩かれます。
大の字のまま手足の服をつかまれ、音頭取りによって中央で上げられるように位置の調整をし、低い位置に構えられます。
男衆の足下にはうずくまって台になっている方もいました。さあ、いよいよ胴上げです。
天井は放り上げられる場所だけ板の色が違っていて、天井にぶつかるほど高く放り上げられることが伺えます。
放り上げた男性をしっかり受け止めると再度担ぎ上げ、「サッシャゲー サッシャゲー」の掛け声と共に再び堂内を回り始めます。
上記を繰り返し3回放り上げられると厄が落ち、やっと解放された男性は中央で杯に御神酒をいただいて終了となります。
担ぎ手の男衆も御神酒を飲み休みます。先程放り上げられた男性はここで褌姿になり、今度は担ぎ手として加わりました。
厄年の人を見つける度にこの神事が繰り返されます。
最初は寒かった堂内もこの神事の熱気で暖かくなり、褌姿の担ぎ手も皆汗をかいていました。
そしてまた、奥の座敷から大きな声が発せられます。
「メッケター!」
その年の五穀豊穣や豊漁を祈願する小正月行事は全国で行われていますが、ここ能生の白山神社でも豊作を占う行事が行われています。
能生白山神社本殿は国の重要文化財でもあり、毎年4月24日に行われる春季大祭で奉納される舞楽もまた重要無形民俗文化財に指定されているほか、多数の文化財を保有する由緒ある神社です。
この白山神社で毎年1月14日と15日に行われる「献灯祭 お筒粥の神事」をご紹介します。
14日午後6時頃になると拝殿に奉納された大小様々なろうそくに徐々に火が灯されます。
奉納されるろうそくには地元能生の企業や団体または氏子さんの名が記され、それぞれがこの拝殿に奉納し今年一年の五穀豊穣や商売繁盛、家内安全を祈念し点灯します。
午後6時前の段階ではまだ1本しかろうそくは点灯されていませんでしたが、徐々に増え午後9時頃にはほとんどのろうそくに火が灯されます。
拝殿内はろうそくの熱気でとても暖かく、いくつものオレンジの炎が静かに揺らいでいてとても幻想的な情景になります。
この献灯祭は日をまたいで12時過ぎ頃まで灯され続け、その間に多くの参拝客が入れ替わり訪れ、拝殿に手を合わせてはそろそろと帰って行きます。
白山神社のもう一つの小正月行事が「お筒粥の神事」です。
今年一年の五穀豊穣を占うもので、石臼でひいた米を葦の茎と一緒に煮て、葦の茎に詰まる米で占います。
長さの違う3本の葦で「早稲」「中稲」「晩稲」に分けられ、それぞれの時期に収穫される米の作況を指しています。
さて、今年の作況はどうでしょうか?
平成20年1月14日
ここ2・3日は天候も悪く、糸魚川の平野部でも積雪があり、
ガソリンスタンドのサービスドックにタイヤ交換の長蛇の列ができていました。
昨年は暖冬少雪で毎年嫌になるぐらいやっていた「雪かき」もほとんどしなくてOK
「やっぱり暖冬の方が楽で良いなぁ」なんて思っていますが、そうも言っていられないのがスキー場ですね。
糸魚川には2つのスキー場がありますが、昨年は暖冬少雪の影響で、通常なら春スキーを楽しめる頃にはもうクローズしていました。
ウインタースポーツを楽しむ人たちには物足りない冬だったと思います。
やっぱりできるだけ沢山の人に糸魚川を体験してもらうためには「冬将軍」様に頑張ってもらわなければ・・・
でもやっぱりスキー場だけに降ってもらいたいなぁ・・・
そんな糸魚川に有るスキー場のひとつ「シャルマン火打スキー場」の様子がライブ映像で確認できます
夜は真っ暗で分かりませんが、すでに積雪があり、12月15日のグランドオープンには間に合いそうな感じです。
日中に是非確認してみてください。

糸魚川のスキー場の情報はメイドイン糸魚川でも掲載していきます。スキー場に行く前に是非チェックしてください![]()
11月25日(日)マリンドリーム能生にあるマリンホールにて能生在住のテノール歌手 渡辺直人さんと、ソプラノ歌手であり渡辺さんの奥様でもある尾張恭子さん、そしてお二人が最も信頼するヴァイオリン奏者 古館由佳子さんとピアニストの飯田敏明さんの4名による本格的なコンサートが開催されました。
また、その渡辺さんが教える地元能生のコーラスグループ「しゃくなげ」の女声コーラスもあり、ソロ・デュオ・コーラスと盛りだくさんな内容に多くの観客が楽しいひとときを過ごしました。
マリンコンサートと題した第1回目のコンサートにもかかわらず上段の席までお客様で埋まり、その知名度の高さが窺い知れました。
前半ははそれぞれの紹介も兼ねながらソロパート、渡辺直人さんのユーモア溢れるMCを織りまぜての進行。
MCではマイクを使って囁くように話す渡辺さんは、歌ではマイクを使わず驚くべき声量で歌い、観客を圧倒します。
尾張さんも高域まで声量のある澄んだ歌声が魅力的で、感情を込めた歌い方はフランス語の歌詩ではありますがその情景が伝わって来るようです。
また、ジプシーヴァイオリニストとして本場ハンガリーのコンクールに入賞した経歴を持つ古館さんは、この日披露したジプシー民謡も早さと正確さ、そして音色の美しさを披露してくれました。
「しゃくなげ」によるオペラ仕立ての楽しい女性コーラスも披露しました。こちらも渡辺さん仕込みとあって、プロに負けず劣らずの歌声を披露してくれました。
後半は前半とは打って変わってポピュラー色の強い内容で、しゃくなげによる「涙そうそう」をはじめ、「ハウルの動く城」から「世界の約束」、そして話題となった「千の風になって」などのほか、ミュージカル「Cats」や映画「ウエストサイド物語」からなど、誰もが知っている曲がメインとなり、幅広い聴衆者を楽しませてくれる内容でした。
それを引き立てる飯田さんのピアノは渡辺さんの抑揚と見事に同調し、まさに生きた旋律を醸し出しています。ソロでも臨場感のあるピアノを聴かせてくれました。
最後の曲を終えると「しゃくなげ」のメンバーより花束が手渡され、鳴りやまない拍手に渡辺さんが「さあ、ここからが本番です!」とアンコールへ突入。
客席まで降りてきてお客さんの間近でヴァイオリンや歌声を披露したりとサービス満点のアンコールを演出してくれました。
幅広い選曲と楽しいMCと素敵な歌声。そして大ホールでは味わえない間近感がこのコンサートの魅力だと思います。
「オペラやコーラスなんて固っ苦しくて・・・」なんて思っている方でも十分に楽しめる内容となっています。今後第2回、3回と継続して開催されるようですので、今回鑑賞できなかった方も次回は是非足を運んでみてください!
関連記事:マリンコンサート開催決定
女性17名からなるこのコーラスグループが、能生・マリンドリームにあるマリンホールにて歌とピアノ・ヴァイオリンのコンサートを企画し、このほど開催が決定いたしました!
| 公演日 | 11月25日(日) |
| 時間 | 13:30開場 14:00開演 |
| ところ | マリンドリーム能生 マリンホール |
| チケット | 全席自由 大人1,000円 小中学生500円 (幼児無料) |
| 演目 | グラナダ O sole mio 千の風になって 「ハウルの動く城」より"地球の約束" オペラ「トゥーランドット」より"誰も寝てはならぬ" サウンド・オブ・ミュージックから 他 |
「マリン・コンサート Vol.1~NaotoとKyokoと仲間達~」は糸魚川文化活動支援事業の一環としてこのほど認可され,
地元 能生出身のテノール歌手 渡辺直人さん、ソプラノ歌手であり渡辺さんの奥様、尾張恭子さん、そのお二人が最も信頼するヴァイオリン奏者 古館由佳子さんとピアニストの飯田敏明さんの4名を招いてのソロあり、デュオありコーラスありといった内容盛りだくさんのコンサートです。
4名のプロフィールはこちら (marine concert_profile.pdf)
渡辺さん夫妻はプロの声楽家として関東に拠点をおいて活躍されていましたが、この6月に実家・能生に帰郷。現在は能生から全国に向けて活動を続けている。
元々の発端は渡辺さんが地元で30年ほどの歴史を持つコーラスグループ「しゃくなげ」の指導をしており、成果発表コンサートとして企画されました。
「最初はメンバーの家族でも呼んで披露しようか 程度のものでした。」と渡辺さん。
ところが計画を進める内に糸魚川文化活動支援事業という制度を知り、「それならばできるだけ多くの人に楽しんでもらえるものにしたい」と、渡辺さん夫妻との親交も厚い古館さんと飯田さんを招いての大々的なものになっていったのだそうです。
「様々な層に抵抗無く楽しんでもらいたい」と渡辺さん。
また、今回企画立案されたしゃくなげの皆さんも賛助としてその歌声を披露します。
現在渡辺さんの自宅やマリンホールを借りて、本番さながらの猛練習を続けています。
女声コーラスならではの澄んだ歌声は必聴です!
「2回、3回と続けていきたい。だから今回もあえて[Vol.1]と付けたんです。」
今回だけではなく、今後も楽しみなマリンコンサートです。
これからもマリンコンサートの情報をメイドイン糸魚川でおしらせいたします。どうぞご期待下さい。
