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毎年4月10日に行われる「糸魚川けんか祭り」。今年は土曜日の開催と言うこともあり、多くの観客で賑わいました。
祭りは早朝の禊ぎから始まり、登社行列、けんか御輿、舞楽と流れます。(詳しい流れはこちらのページでご覧いただけます。糸魚川けんか祭り、糸魚川けんか祭り 2日目)
この祭りの最大の見所は、なんと言っても勇壮なけんか御輿。
寺町・押上地区の両雄が重さ300kgの御輿を引っ張り、担ぎ、境内を所狭しと走り抜け、頃合いを見て御輿同士をぶつけ合います。
この見る者をも奮い立たせるけんか御輿を、押上地区の協力員として参加!両氏子のご協力を頂きながら間近で撮影させていただきました!
組んだ御輿と御輿の間で熱い鍔迫り合いが繰り広げられています。
通常はなかなか見ることが出来ない映像を撮影させてもらいました。ありがとうございます!
糸魚川に春を告げる「いといがわ けんか祭り」は、寺町・押上の若衆が御輿をぶつけ合う勇壮な祭りとして有名。
また、祭りの後半は国の重要無形民俗文化財に指定される舞楽が奉納され、まさに静と動が一体となった魅力溢れる祭りです。
毎年4月10日に開催され、地元では「10日の祭り」と呼び親しまれています。
今年は10日が土曜日ということもあり、多くの参加者・観覧者で盛り上がることと思います。
そして、なんと今年はこの勇壮な祭りを120%堪能できる地元ツアーが誕生!
「奇祭 いといがわ けんか祭り学習ツアー」と題されたこのツアーは、長年まつり氏子を務めたツアーガイドが、けんか祭りをエスコート!
寺町・押上の両氏子より協力を得、早朝の禊ぎから舞楽奉納までの始終を見学できる他、祭り前夜の「他では聞けない!氏子まつり夜話」や、当日の登社行列に随行できるなど、このツアーならではの特典がたっぷり!
つまり一般観覧よりもおトクなツアーなのです!!!
詳しくは上記チラシをクリック(PDF:641KB)してご覧下さい。
このツアーでけんか祭りの全てを満喫して下さい!
ツアー概要
- ● 日 時:
- 平成22年4月9日(金)~4月10日(土)
- ● 集合場所:
- 午後3時30分 糸魚川駅前集合
- ● 学習内容:
- フォッサマグナミュージアム見学、氏子集落散策、けんかまつり氏子の夜話、早朝のジオサイト糸魚川海岸ヒスイひろいと禊ぎ見学、天津神社への氏子登社随行と加賀街道見学、けんかまつり見学、舞楽見学など
- ● 募集定員:
- 20名
- ● ツアー参加費:
- お一人様13,000円(宿泊 3食付き)または7,500円(宿泊別 3食付き)
- ● 応募方法:
- 糸魚川着地観光の会(㈱三愛旅行社内)TEL 025-552-3445 または、パソコンからは上記チラシ画像リンクよりPDFを印刷し、ファックスでお申し込み下さい。
- ● 募集締め切り:
- 4月3日(土)
今年も「糸魚川けんかまつり」が4月10日に開催されました。
昨年は雨のため10日午後の舞楽奉納は中止となり、少々寂しいお祭りでしたが、今年は両日とも抜けるような青空の下、大勢の観客を集めました。(去年の記事はこちら:糸魚川けんかまつり 糸魚川けんかまつり2日目)
今年は一の御輿が寺町、二の御輿が押上となっています。
肩に担がれたお稚児さんが境内をゆっくりと周り、舞台に上がるとけんか祭りがスタート!
重さ約300kgの御輿が引き手・担ぎ手によって信じられないスピードで境内を駆け抜けます!
この迫力は何とも表現しがたいですね。。。 ものすごい気迫が伝わってきます。
1周半ほど御輿を走らせると、いよいよ二基の御輿を合わせ、押し合いのけんかが始まります。
この押し合いは8回繰り返されますが、前半の押し合いは寺町が優勢、後半は押上が優勢だったように思えます。
桟敷からは大きな声援と野次が沸き上がり、天津神社全体が大きな興奮に包まれます!
途中けんか騒動も起こりましたが、コレも一興。盛り上がりました。
最後に一の御輿の寺町が逃げ、拝殿に御輿を収めるまでに二の御輿の押上が追いかけ、その後ろ姿を見る事ができれば二の御輿の勝ち。二の御輿に後ろを見られずに御輿を収めれば一の御輿が勝ちとなります。
正確に勝敗を決めるわけではないので、あちこちで「寺町が勝った」とか「押上の勝ちだ」という声が聞こえます。
全力を出し切った祭りの主役達は疲労困憊し、担ぎ手の肩は形が変わるほど大きく腫れ上がっていますが、皆さんとてもいい笑顔で讃え合っていました。
賑やかなけんか御輿が終わると、国の重要無形民俗文化財指定の舞楽が奉納され、境内は「動」から「静」へと移り変わります。
舞楽は振鉾(えんぶ)・安摩(あま)・鶏冠(けいかん)・抜頭(ばとう)・破魔弓(はまゆみ)・児納蘇利(ちごなそり)・能抜頭(のうばとう)・華籠(けこ)・大納蘇利(おおなそり)・太平楽(太平楽)・久宝楽(きゅうほうらく)・陵王(りょうおう)の全12曲。
翌日の11日にも同じ舞楽が奉納されます。
大半は稚児の舞いとなり、最後に赤い面を付けた陵王の舞で締めくくられます。
練習を重ねた稚児達のかわいらしい動きには観客も自然と笑顔になり、大きな白書が贈られます。
年に一度の晴れ舞台を見事に演じていました。
大人の舞楽では動きも大きく迫力があり、特に陵王の舞いでは祭りの最後を締めくくるとあって、その動き一つ一つに大きな歓声が上がっていました。
最後に楽屋から出てきた稚児を白丁が肩に担ぎ、衣紋所へ送り届けると10日の祭りが終了します。
「糸魚川けんかまつり」は4月10日の本祭りと11日の後祭りがあり、10日午前は勇壮な御輿のぶつけ合い、午後からは舞楽の奉納、11日午後にも舞楽の奉納が行われます。
10日は残念ながら午後の舞楽は中止となってしまいましたが、日が変わって11日。晴天とはいかないまでも、なんとか雨粒を我慢している様子。
ということで、午後1時より舞楽の奉納が行われました。
毎年4月10日と11日に糸魚川の天津神社に奉納される祭りが「糸魚川けんかまつり」です。
寺町地区と押上地区に分かれた2基の御輿をぶつけ合い、境内を走り回る勇壮な祭りとして有名です。
また、重要無形民俗文化財にも指定されている舞楽も10日と11日に奉納されます。
こちらは勇壮なけんか御輿とは逆に、穏やかで優雅な舞楽となっています。
今年は残念ながら雨のお祭りとなってしまいましたが、両日とも大勢の観客で賑わいました。
10日午前6時前。寺町・押上各地区の公民館に若衆が集まり、けんかまつりの準備がスタートします。
まずは祭りの主役である担ぎ手を清めるため、褌姿になって雪融け水が流れ込む早春の日本海に飛び込み禊ぎを行います。
同じ頃、天津神社では既に御輿堂から出された2基の御輿が舞台に静置され、両地区の若衆が来るのを静かに待っています。
境内には拝殿正面に舞楽の舞台、その両側に桟敷席が設けられ、数時間後には祭りの主役達と共に多くの観客で埋め尽くされます。
この頃はまだ雨も当たらず薄曇りの状態でしたが・・・
午前10時、赤い法被の押上地区の若衆が天津神社に到着しました。
鳥居をくぐると一旦待機し、2体の使い獅子が境内にある舞台まで伝令に走ります。
神社への入場が許可されると、使い獅子は若衆の元へ戻り、いよいよ入場となります。
獅子たちに次いで葉付の竹、鳥爺、白丁、法被の若衆がぞろぞろと拝殿へ向かい参拝した押上の若衆は自陣の桟敷で待機します。
程なく緑色の法被の寺町地区の若衆も到着し、同じように伝令の使い獅子が許可をもらいにやってきました。
両陣営が揃うと白丁が舞台へ御輿を受け取りに集まります。
1基300kg程もある御輿を受け取ると、境内を練り歩く「お練り」が始まります。
露払いの鳥爺を先頭に御輿が続き、きれいに白塗りされた稚児も肩に担がれて一緒に練り歩きます。
この頃から雨が当たり始め、お稚児さんは傘をさしてのお練りとなってしまいました。
境内をゆっくりと1周半練り歩き、お稚児さんと面箱を舞台にあげると、いよいよけんかまつりの準備が整います。
引き手、担ぎ手にも気合いが入り、大きな声が飛び交います
それを見守る観客からも「頑張れ!」「向こうに負けるな!!」といった声援も掛かり、境内は一気に緊張感が高まります!
法螺貝と太鼓の合図と共にいよいよ御輿のけんかがスタートしました。
雨で地面がぬかるみ足場の悪い中を300kgもの御輿を引っ張り、担ぎ、ものすごいスピードで疾走します。
そして頃合い良しとみるや、2基の御輿が向かい合い、がっぷりと組み合います。
およそ7、80人程の若衆が御輿を押し合い、御輿の軋む音が辺りに響き渡る。
力の均衡が崩れるとがっぷり組んだ御輿は右に左にうねりだし、桟敷まで突っ込みそうな勢い。
ひとしきり押し合うと御輿が離され、また勢いよく走り出します。
そしてまた場所を変えては御輿をぶつけ、押し合います。その度に御輿は壊れ、辺りに破片が散らばります。
雨脚も一段とひどくなり、両陣営とも泥だらけになりながら8回も御輿をぶつけ、疲労困憊した体からは汗が湯気のように立ち上っていました。
最後は両陣営定位置に付き、合図と共に一斉に走り、拝殿に御輿を戻します。
この時、一の御輿が拝殿に上げるところを二の御輿に見られると二の御輿の勝ち。見られなければ一の御輿の勝ちとなりますが、どちらが勝ったという発表はなく、観ている者、参加している者の判断にゆだねられます。
太鼓の合図と共に両陣営が一斉に走り出し、境内を一周します。
両陣営とも最後の力を振り絞って全力で走り、無事に拝殿に御輿を納めました。
拝殿に御輿を納めるとそれぞれ自陣の桟敷に戻り、お互いの桟敷に向かって「ワッショイワッショイ」と声を上げ、勝ち鬨をあげていました。
晴れた日であればこの後は舞楽の奉納となるのですが、今年は降雨のため中止となりました。翌日の後祭りで同じ舞楽が奉納されます。
この祭りを境に糸魚川はめっきり春めいてきます。


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